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表彰 梶木賞

第10回梶木賞受賞論文決まる!

 全国農村振興技術連盟では、1月31日(木)、(一社)地域環境資源センター田中忠次理事長を委員長とする梶木賞審査委員会を開催し、第10回梶木賞の受賞論文が決定しました。

 梶木賞は、梶木家から頂いた資金を活用し、若手技術者の資質向上を目的に、将来の農業農村整備を担う若手技術者から農村振興に関する論文を募集し、優れた論文について表彰するもので、今年度は第10回目になります。昨年度から論文の募集テーマを『農村の直面している課題とその対応策』とし、論文内容を示す副題をつけていただいています。

 論文は、昨年12月上旬の締め切りまでに、全国から20編の応募がありました。応募された論文については、1月下旬までに審査委員の一次審査により8編に絞り込み、1月31日の審査委員会において、絞り込んだ対象作品から最優秀賞1編、優秀賞2編を決定しました。

 なお、表彰式は、3月7日(木)に東京都千代田区北の丸公園「科学技術館・サイエンスホール」において開催される「平成30年度東京フォーラム(農村振興研修会)」会場にて行われました。

 また、受賞作品並びに優秀作品は順次会誌に掲載します。

受賞論文 講評概要

梶木賞の審査については、若手技術者の資質の向上を図るという梶木賞の趣旨に沿い、次の6項目の基準により審査されました。

審査基準

(1) これからの農業農村整備を担う若手技術者の、農村振興の将来に対する抱負・提言であるかどうか。
(2) 経験よりも独創性(オリジナル的)を重視。
(3) 表現が容易(わかり易く)で、説得力があるかどうか。
(4) 現地(現場)への適応性が高く、会員に周知したい内容かどうか。
(5) 農業農村整備にふさわしい内容の提言・抱負が含まれているかどうか。
(6) 普遍的なものだけではなく、ローカル的なもの、スケールの小さいものも取り上げる。

梶木賞受賞者  

区分 受賞者 所属連盟 評価概要
最優秀賞 宮田 浩一
みやたこういち
秋田県 『農村の直面いている課題とその対応策』
  ~あるものを生かした地域づくりを考える~


  講演で聞いた離島振興のキャッチフレーズに触発され、地域の資源を最大限利活用していこうという考えから、「あるもの」を生かした地域活性化を進めるため、高齢者の活用、不便さの生かし方など、柔軟な若者らしい発想が優れていること、若者を地域に招くなどソフトの提案もなされているところが評価されました。
優 秀 賞 三田  崇
みたたかし
岩手県 『農村の直面している課題とその対応策』
  ~21世紀型の農村環境の創造~


 転職を機に地元に住むことになった筆者が、農村に居住することへの家族の不安や農業経営の厳しさなどの体験を踏まえて、生産と居住を分離した斬新な農村環境の考え方を提案しており、若者らしい発想が評価されました。
西村  収
にしむらおさむ
近畿農政局 『農村の直面している課題とその対応策』
  ~ため池が抱える問題と解決方針~


 近年発生しているため池災害をきちんと整理し、水使いの変化が管理の粗放化を招き、ひいては災害の発生に影響を及ぼしているという分析をした上で、ため池の改修工法の提案もしているところが評価されました。