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表彰 梶木賞

第12回梶木賞受賞論文決まる!

 全国農村振興技術連盟では、2月4日(木)、(一社)地域環境資源センター田中忠次理事長を委員長とする梶木賞審査委員会を開催し、第12回梶木賞の受賞論文が決定しました。

 梶木賞は、梶木家から頂いた資金を活用し、若手技術者の資質向上を目的に、将来の農業農村整備を担う若手技術者から農村振興に関する論文を募集し、優れた論文について表彰するもので、今年度は第12回目になります。論文の募集テーマは『農村の直面している課題とその対応策』とし、論文内容を示す副題をつけていただいています。

 論文は、全国から28編の応募がありました。応募された論文については、1月下旬までに審査委員の一次審査により8編に絞り込み、2月4日の審査委員会において、絞り込んだ対象作品から最優秀賞1編、優秀賞2編を決定しました。

 また、受賞作品並びに優秀作品は順次会誌「農村振興」に掲載する予定です。

受賞論文 講評概要

梶木賞の審査については、若手技術者の資質の向上を図るという梶木賞の趣旨に沿い、次の6項目の基準により審査されました。

審査基準

(1) これからの農業農村整備を担う若手技術者の、農村振興の将来に対する抱負・提言であるかどうか。
(2) 経験よりも独創性を重視。
(3) 表現が容易(わかり易く)で、説得力があるかどうか。
(4) 現地(現場)への適応性が高く、会員に周知したい内容かどうか。
(5) 農業農村整備にふさわしい内容の提言・抱負が含まれているかどうか。
(6) 普遍的なものだけではなく、ローカル的なもの、スケールの小さいものも取り上げる。

梶木賞受賞者  

区分 受賞者 所属連盟 評価概要
最優秀賞 新谷 奈津光 九州農政局農村振興技術連盟 「農村の直面している課題とその対応策」
  ~新型コロナウイルスを農村振興のチャンスに変える~


  コロナ下における農村回帰の状況を分析したうえで、それを実際の農村振興に繋げるため、儲かる農業、ワーキングスペースの提供、防災を念頭に置いた住環境整備、それらの広報活動といったタイムリーで斬新な提案が具体的に述べられているところが評価されました。
優 秀 賞 髙橋 万輝登 北海道開発局農村振興技術連盟 「農村の直面している課題とその対応策」
  ~基盤整備が生む地域の「彩り」~


 ニセコという観光地に近い地域の基盤整備に注目し、自らの体験に基づき基盤整備による省力化で生まれた余力を観光の振興に使うための具体的な考え方を示しており、 自分の考えがわかりやすくまとめられ、よく表現できているところが評価されました。
木下 大輔 奈良県農村振興技術連盟 「農村の直面している課題とその対応策」
  ~住む人がいなくなっても~


 限界集落よりさらに先を見越した重いテーマですが、コミュニティがなくてもITCを駆使して一人で地域を維持し、無住化した農村での農村振興をどう図るかについて、体験に基づく独自の意見が展開されている点が評価されました。