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表彰 梶木賞

第9回梶木賞受賞論文決まる!

 全国農村振興技術連盟では、2月6日(火)、(一社)地域環境資源センター田中忠次理事長を委員長とする梶木賞審査委員会を開催し、第9回梶木賞の受賞論文が決定しました。

 梶木賞は、梶木家から頂いた資金を活用し、若手技術者の資質向上を目的に、将来の農業農村整備を担う若手技術者から農村振興に関する論文を募集し、優れた論文について表彰するもので、今年度は第9回目になります。今年度から論文の募集テーマを『農村の直面している課題とその対応策』とし、論文内容を示す副題をつけていただいています。

 論文は、昨年12月上旬の締め切りまでに、全国から36編の応募がありました。応募された論文については、1月下旬までに審査委員の一次審査により9編に絞り込み、2月6日の審査委員会において、絞り込んだ対象作品から最優秀賞1編、優秀賞2編を決定しました。

 なお、表彰式は、2月22日(木)に東京都千代田区北の丸公園「科学技術館・サイエンスホール」において開催される「平成29年度東京フォーラム(農村振興研修会)」会場にて行われました。

 また、受賞作品に係る委員長の講評については、下の梶木賞受賞者の表の評価概要に掲載するとともに、受賞作品並びに優秀作品は順次会誌に掲載する予定です。

受賞論文 講評概要

梶木賞の審査については、若手技術者の資質の向上を図るという梶木賞の趣旨に沿い、次の6項目の基準により審査されました。

審査基準

(1) これからの農業農村整備を担う若手技術者の、農村振興の将来に対する抱負・提言であるかどうか。
(2) 経験よりも独創性(オリジナル的)を重視。
(3) 表現が容易(わかり易く)で、説得力があるかどうか。
(4) 現地(現場)への適応性が高く、会員に周知したい内容かどうか。
(5) 農業農村整備にふさわしい内容の提言・抱負が含まれているかどうか。
(6) 普遍的なものだけではなく、ローカル的なもの、スケールの小さいものも取り上げる。

梶木賞受賞者  

区分 受賞者 所属連盟 評価概要
最優秀賞 坂上  卓
さかうえたく
関東農政局 『農村の直面いている課題とその対応策について』
  ~「稼げる」土地改良~


 施設を管理する土地改良区の運営に関して、施設の観光利用や管理の外部委託など、若い人の視点で積極的な提案がなされています。土地改良施設の持つ多面的機能の一般の方々への周知にも効果が期待できるなど、幅広い視点の提案がなされているところが評価されました。
優 秀 賞 豊嶋美栄子
とよしまみえこ
青 森 県 『農村の直面している課題とその対応策』
  ~中山間地における農地の計画的集積と農業の担い手について~


 課題を抱える中山間地における農地の集積について、住民の目線から将来の中山間地の姿を考えながら、農地の収用などについても若者の視点で自由に独創的な提案をしている点が評価されました。
真谷 洋平
まみやようへい
岡 山 県 『農村の直面している課題とその対応策』
  ~環境との調和への配慮を巡るジレンマを抱えて考えたこと~


 自らの勤務経験による多様な方面からの視点と、「田んぼの学校」の経験から環境に対する見方が大きく変わり、大規模を目指すだけではない農業のあり方について、自らの考えを良くまとめているところが評価されました。