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表彰 広報大賞

平成30年度農業農村整備事業広報大賞等決まる!

 全国農村振興技術連盟では、2月5日(火)に(一財)日本水土総研研究所 冨田晋司企画研究部長を委員長とする広報大賞表彰選考委員会を開催し、平成30年度農業農村整備事業広報大賞ほか各賞が決定しました。

 広報大賞ほか各賞は、全国農村振興技術連盟が農業農村整備事業に係る広報活動の面で特に顕著な功績のあった団体に対し表彰しているものです。今年度で28回目になります。

 今年度は各地方協議会長から推薦がありました36団体、36地区について、1月10日(木)に開催された1次審査委員会により23団体が選考されました。表彰選考委員会では1次審査で選考された23団体について審査の結果、広報大賞2団体、優秀賞8団体、奨励賞、企画賞及び特別賞各1団体が決定しました。

 なお、表彰式は、3月7日(木)、東京都千代田区北の丸公園「科学技術館・サンエンスホール」において開催される「平成30年度東京フォーラム」会場にて梶木賞と併せて行われます。

受賞作品に係る評価については、↓受賞団体一覧↓の受賞団体を選択(クリック)し、広報内容・評価が表示されます。

【平成30年度(第28回)農業農村整備事業広報大賞 受賞団体】




東 北
山形県農林水産部農村計画課
広 報 内 容 評    価

『やまがたの棚田応援プロジェクト』

(目的・対象)
 「やまがた棚田20選」を選定しマスコミ等への情報発信、来訪者拡大の取組として職員直営で「棚田カード」を作成、来訪者へ配布など、不特定多数の者に向けて棚田の広報活動を実施。これにより、農業生産条件が不利な棚田地域支援及び新たな観光ツーリズムの提案に資する。

(手段)
 地方紙(山形新聞)や県 HP において、「やまがたの棚田20選」の紹介、棚田カードの作成・配布、地元テレビ(さくらんぼ TV)において棚田カードの紹介、秋まつりでの棚田の PR 活動等。カード配布時にアンケートも実施しており、評価・分析も行っている。

○ 自ら企画立案している。

○ 新たな発想ではないが棚田カードが来訪者に配布しているため広く広報されている。

○ 来訪者のため多様な方々を対象にしている。

○ アンケートを実施し評価・分析を行っている。

○ 棚田カードは職員による直営作成である。

○ 棚田の PR 活動は10年以上前から行われており継続性が認められる。

○ テレビ・新聞で取り上げられ、棚田カードを知ったきっかけになっている。

○ 活動状況が的確に整理されており把握が容易である。

北 陸
太田公民館
広 報 内 容 評    価

『地区民の地区民による地区民のための「太田を好きになる講座」』

(目的・対象)
 地域の住民全てを対象に、高齢者世代と子供たちとその親たちの三世代が、地域の全てを教材・教室として、観て触れて体験することで「地区の良さ」「地区の価値」「地区の誇り」を知るための活動

(手段)
 田んぼに纏わる活動(田植えや稲刈り等)、「太田ものしりマップ」の作成・活用(地区内全戸に配布)

○ 自ら企画立案している。

○ 公民館が様々な活動につながりを持たせながら総合的に立案・実施しており、独自性及び発展性がみられる。

○ 地域住民の参加であるが、継続性がある。

○ アンケートは実施していないが、活動の結果・地域住民への効果が評価できる。

○ ものしりマップは視覚的に分かりやすく、地域に関係ない人が見ても興味深い内容となっている。

○ 15年あまり継続し、地域活動として定着している。

○ 地方紙に掲載されている。

○ 三世代にわたる幅広い参加と交流が的確に整理されている。



北海道
当別土地改良区
広 報 内 容 評    価

『田んぼの学校-「親子de田植え」「親子de稲刈り」-』

(目的・対象)
 都市化の進行や生活様式の変化などから子供達が農業・農村との接触が極めて少ないため、田植え・稲刈りなどの農業体験を行い、農業や地域用水に対する理解を深め、地域の健全な発展に資することを目的としている。

(手段)
 当別町の幼児・小学生と保護者15組を対象に年2回開催。農業体験のほか、農業用水や土地改良区の役割などを説明し、石狩振興局の HP のほか、新聞等にも掲載。実施後はアンケート結果により次年度検討の参考としている。

○ 自ら企画立案している。

○ 田植え、稲刈り及び農業学習であり新たな発想はないが、一般参加が可能となっている。

○ 参加者へアンケートを実施し次年度の実施内容を検討している。

○ 農業学習資料は平成18年から継続し、写真・絵が主体で分かりやすい構成となっている。

○ 平成18年度から継続しており定着している。

○ 開催状況は北海道石狩地方振興局 HP で紹介され、過去には地方紙にも掲載されている。

○ 内容が的確に整理され、効果を把握することが容易である。

東 北
二戸農村整備室広聴広報プロジェクトチーム
広 報 内 容 評    価

『地域に根ざした農業農村整備に向けて ~「NNって何?」から「NNだね!」への取組~』

(目的・対象)
 岩手県最北部の二戸地域における NN 事業の仕組みや役割の理解を深めるため、農業体験・NN 紙芝居のほか、JA 農業祭でのブースの出典、地域 FM ラジオ出演等を実施。

(手段)
 二戸市内幼稚園等での田植え・稲刈り・餅つきを行うとともに、「金田一の大口用水路」の紙芝居を披露。また、JA 主催の農業祭に NN 事業や畑かん効果やそれにまつわるクイズを実施。実施後はアンケートにより認知度上昇の成果を確認している。

○ JA 農業祭への参加等、一般に広く広報できる活動となっている。

○ アンケートを実施し NN 事業キーワードの認知度上昇を評価。

○ 紙芝居は手作りで独特感が見られる。

○ 幅広い手法で広報活動を行っており定着している。

○ 活動の一部が地方紙に掲載されており、自ら広報誌を発行し HP に掲載されている。

○ 写真等で分かりやすく報告されている。

関 東
静岡県経済産業部農地局農地保全課
広 報 内 容 評    価

『行政と企業が連携した企画型広報~民法TV(テレしず「てっぺん!」)で“ふるさと”農業農村の紹介番組を制作・放映~』

(目的・対象)
 農山村に暮らす“人”に焦点をあて、その活動を通じ人と自然との共生によって守られている農山村の魅力を伝える番組を官民共同で企画・制作し長期に亘って放映。様々な課題を抱える農山村地域に光をあてることで県民意識(関心)の醸成を図る。

(手段)
 行政からの信頼性の高い情報で視聴者へ効果的に農山村資源や人材、活動の PR を実施。取材を受けた地域も、外部からの視点を知ることができ、新たな魅力の掘り起こしにもつながっている。

○ 自ら企画立案(民放 TV 局との共催)している。

○ テレビ番組内のコーナーで農村(邑)の魅力を放映しており、他に例をみない発想である。

○ 視聴者であるため不特定多数を対象としている。

○ 紹介された農村の方々からのアンケート分析や、番組審議会で評価が行われている。

○ 情報は静岡県から提供し、TV 局で視聴者が理解しやすい内容で編集している。

○ 1年以上放映している。

○ 邑への来訪者の増加、売り上げの増大につながっている。

○ 活動内容が写真等でわかりやすく報告されている。

東 海
愛知県、水土里ネット愛知、(公財)愛知・豊川用水振興協会
広 報 内 容 評    価

『あいちの農業用水展』

(目的・対象)
 農家や先人の努力の積み重ねにより育まれてきた「農業用水」を中心に、「水」の重要性について広く県民の皆様の関心と理解を深めること。

(手段)
 東三河地域を潤す豊川、松原、牟呂用水に関するパネル展示や農地を潤す農業用水の流れや操作・管理について水のみち物語アプリを通じた体験の実施、料理体験教室の開催や農作物の販売など農業用水と農産物のつながりが分かる工夫を取り入れるとともにアンケート調査による効果検証を実施。

○ 自ら企画立案している。

○ 農業用水展での内容は新たな発想のものではないが、一般者も参加しやすく広く広報ができる。

○ 不特定多数を対象としている。

○ アンケートを実施し、内容を評価している。

○ パネル、カエル脱出装置の展示は分かりやすい内容である。

○ 平成3年度から継続して実施している。(今年で28回目)

○ 来場者数約2,700人、アンケート結果でも「新しい発見があった」等、一定の効果が認められる。

○ 活動内容が写真等により分かりやすく報告されている。

近 畿
長瀬川水辺環境づくり推進協議会
広 報 内 容 評    価

『長瀬川水辺環境づくり活動』

(目的・対象)
 地元小学生及び府民を対象に、農業用水路「長瀬川」の歴史・約割・魅力を知り、地域財産としての水路に親しんでもらうことを目的としている。

(手段)
 土地改良区・行政・市民団体・小学校による協議会を発足し、水路清掃、水辺環境学習、まつり、ウォーキングイベントを実施することで、長瀬川の歴史・約割認知の向上、環境保全活動の定着に繋げている。

○ 自ら企画立案している。

○ 新たな発想に基づくものではないが、複合的に取り組み、一般住民も参加しやすい内容となっている。

○ 小学校及び地域住民を対象としている。

○ 1年間の活動記録など、分りやすくまとめられている。

○ 平成15年から継続し、地域の活動として定着している。

○ HP 等を活用した活動状況の紹介がなされている。

近 畿
大和平野土地改良区、川上村
広 報 内 容 評    価

『水のつながりプロジェクト』

(目的・対象)
 水不足を解消する農業用施設への感謝の気持ちが軽薄化し、施設維持が困難となる中、東日本大震災を契機に水源地行政と土地改良区が共同して、地域小学校及び一般住民を対象に、活動や体験を通して地域の歴史や約割、魅力への理解を深め、水源地域と農業用施設への感謝の気持ちを深め、持続的農業経営を目指す。

(手段)
 水源地行政と土地改良区による「水のつながりプロジェクト」を立ち上げ、水源地の小学生も含めた田植え体験、源流体験を実施。また、一般募集による水源地トレッキングツアーを開催し水源地と農業用施設の理解を深めた。

○ 自ら企画立案している。

○ 当該地域だけではなく、源流と下流の水のつながりに視点を置いた新たな取組で、一般も楽しみながら参加できる内容となっている。

○ 小学校及び一般募集を対象としている。

○ 資料は少ないが、活動実績などがパンフレットとして分りやすくまとめられている。

○ 平成24年から継続しており、定着している。

○ 新聞への掲載、パンフレットの小学校への配布など情報発信にも努めている。

○ 写真及び関係資料により順序良く整理、報告されている。

九 州
熊本県農林水産部農村振興局
広 報 内 容 評    価

『平成28年熊本地震からの復旧・復興の取組み等』

(目的・対象)
 熊本地震からの復旧・復興状況等について、農業土木技術者を派遣支援した道府県はもとより、広く国民に情報発信する。
 今後の NN 事業の展開のため、NN 事業の今日的課題・役割等について、県民の共通理解の醸成を図る。

(手段)
①「くまもとの農業農村整備復旧・復興リレーパネル展」や「復興便り」などによる情報発信
②NN 事業について各種機会を通じ情報発信するほか、県内の高校と連携した「参加型学習の機会の提供」を通じた人材育成に取組む。

○ 自ら企画立案している。

○ リレー形式によるパネル展は独自の取組であり、全国に効果的に情報発信できる内容となっている。

○ 不特定の者を対象とし、今後も継続的な参加が見込まれる。

○ パネル展、パンフ、動画など、一般にも分りやすいよう工夫した資料作りに取組んでいる。

○ 情報発信や各種取組は始まったばかりであるが、今後も継続が見込まれる内容である。

○ パネル展を実施した他県の新聞などで報道されている。

○ イベントの内容や実施状況が分りやすく整理されている。

九 州
川原園井堰映像記録製作委員会、串良町土地改良区
広 報 内 容 評    価

『長編記録映画「柴井堰と生きる」の制作』

(目的・対象)
 日本に唯一現存しているといわれている柴掛けによる井堰作りを通して、土地改良区による管理作業の様子や地域農業・農業者の実情等の農村社会の現状を明らかにし、農業農村の持つ歴史や自然との共生、文化の伝承等の役割について、地域の農家だけでなく一般市民を含めた将来の担い手世代に伝承。

(手段)
 製作委員会を組織し、記録映画「柴井堰と生きる」を作成。関係改良区の組合員や地域の農業者、一般市民を対象(総勢300人)に、上映会及びシンポジウムを開催。

○ 自ら企画立案している。

○ 記録映画としてまとめる取組は他に類を見ない。

○ 町内の一般市民も対象にしており、今後も活用が可能である。

○ 取組が定着しているとはいえないが、学校教育等での活用が期待される。

○ 新聞への掲載はないが、HP で広く紹介している。



東 北
水土里ネット秋田(秋田県土地改良事業団体連合会)
広 報 内 容 評    価

『水土里キッズのわくわく探訪inみたね』

(目的・対象)
 農業が盛んな秋田ならではの魅力を後世まで伝えていくため、子供や保護者を対象に、様々な体験等を通じて農業農村に対する理解と関心を深めることを目的としている。

(手段)
 三種町を舞台に、農業用水の仕組みを理解するため、土地改良区が管理する調圧水槽を見学やため池の役割、畑かん施設であるスプリンクラーの実演とメロン収穫により、作物の生産過程と併せて、地域の特性を利用した風力発電所の説明を行った。

○ 自ら企画立案主催している。

○ 土地改良施設等の見学や農業体験等、一般者が参加しやすい内容となっている。

○ 開催場所が三種町であるが秋田市からの参加者であり多様な参加者を対象としている。

○ 作文提出による感想を確認し継続取組への意欲が見られる。

○ パンフレットは簡易図により一般者(子供)に対し理解しやすい内容である。

○ 毎年度開催市町村が異なり、22回目であることから定着している。

○ 土地改良広報誌に掲載されている。

○ 写真等で分かりやすく報告されている。



関 東
ぐんま農業農村整備広報委員会
広 報 内 容 評    価

『VR(仮想現実)動画による農業水利施設等のPR』

(目的・対象)
 小学生等を対象に、頭首工や円筒分水堰、貯水池などを VR動画で仮想現実体験することで、農作物が育つまでの農業水利施設が果たす役割を認識し、かんがい用水の重要性、必要性の理解促進を図る。

(手段)
 VR 動画により、ぐんまウォーターフェアでは取水から水田供給まで一連の過程を体験。小学校総合学習では取水から円筒分水し貯水池への貯留とレタス早朝収穫を体験。普段見られない状況を視覚と聴覚で仮想体験することでかんがい用水への興味を持つきっかけとなっている。

○ VR 体験は独自性がある。

○ 子供から大人まで楽しみながら農業用水の重要性を理解できる内容である。

○ 不特定多数を対象としている。

○ アンケートを実施し取組内容を評価。好評であり理解促進が図られた。

○ 視覚・聴覚で体験するため一般者が理解しやすい。

○ アンケートで好評だったため継続が見込まれる。

○ 小学校総合学習は地方紙等へ掲載されている。

○ 活動内容が分かりやすく報告されている。



東 海
豊川用水通水50周年記念事業実行委員会
広 報 内 容 評    価

『豊川用水通水50周年記念事業』

(目的・対象)
 通水から50年を経過した豊川用水は、世代交代した一般県民は「重要性の認識」「水への感謝の念」が風化しつつあるため、50周年を機に豊川用水の重要性を啓発する各種事業を実施。

(手段)
 マスメディアに協力を呼びかけ NHK による豊川用水の番組放映、新聞記事への掲載により効果的に PR。
 また、「通水の日」と称し、豊川用水受益地内の農産物販売、PR ブースでもパネル展示、パンフレット配布等によりPR。
 その他、50周年記念式典の開催や地域全体で広報活動を実施。

○ 自ら企画立案(主催)している。

○ 通水の日、記念式典等は一般者も参加し広く広報できる内容となっている。

○ 不特定多数を対象としている。

○ テレビ放映が好評、イベントへの参加者数(通水の日は約6,000人)で一定の評価が見られる。

○ 水の恵みカード、PR ポスター、記念誌の作成内容は一般に対して理解しやすい。

○ 今後は60年、70年の記念事業も見込まれる。

○ テレビ放映、イベントの新聞掲載が多数あった。

○ イベント状況の詳細がわかりやすく整理され、効果を把握することが容易である。