連盟活動 Activity

TOP > 連盟活動 > 表彰 優秀報文

表彰 優秀報文

令和元年度 「農村振興」優秀報文が決定しました!

全国農村振興技術連盟

 当連盟会誌「農村振興」に掲載いたしました、平成31年3月号(第831号)から令和元年12月号(第840号)までの報文108編を対象として企画幹事会(編集委員会)委員及び地方協議会担当者による投票の結果、下表の10編を優秀報文として決定いたしました。
 優秀報文に選定されました執筆者の皆様には、当連盟よりささやかな記念品を贈呈させてい ただきますとともに、報文の内容について寸評を付して連盟会誌に紹介し、全文を当連盟ホー ムページに掲載いたしますので是非ご覧になってください。

受賞論文 講評概要

掲載年.月
号 数
表 題 及 び 執 筆 者 寸      評
平成31年4月
第832号

【原子力被災からの復興における農村
振興技術】
福島県における東日本大震災及び原子力災害からの復興状況と今後の取組

福島県農林水産部次長

菊地 和明

 福島県内の復興状況及び今後の課題等が簡潔に分かりやすく整理されている。避難指示区域においては、避難者と帰還者が混在する中で時代の流れに応じた基盤整備を実施することは困難だと思うが、「基盤整備は農村コミュニティ再生の切り札」との前向きな気持ちに感銘を受けた。
平成31年4月
第832号

【提言】
ICTを活用した圃場-水利施設連携型の配水管理システム(iDAS)

農研機構農村工学研究部門
水利工学研究領域
水利システムユニット上級研究員

中矢 哲郎

 農業従事者の減少者や競争力の強化のためのコスト減が求められる状況において、ICTの活用は喫緊の課題であり、その具体的事例を示した当該記事については、農業土木技術者として大いに学ぶべき点がある。
令和元年5月
第833号

【農村の振興】まちからむらから
ドキュメント 全国ため池緊急点検 ~中四国の現場から~

中国四国農政局農村振興部
事業計画課 課長

池田 一行

 全国の農業土木職員が派遣された、ため池緊急点検について、中国四国農政局の混乱したリアルな状況、現地本部のとりまとめ役として携わられた筆者の思いが伝わって来た投稿であった。また今後に向けて改善点も記されており今後の災害時のため池点検にも役立つ内容である。
令和元年6月
第834号

【提言】
北海道での情報化施工の効果検証と課題について

北海道農政部農村振興局
農地整備課長

山崎 毅匡

 UAV測量、MCブルドーザ、MCバックホウによる情報化施工を平成29年度、平成30年度にわたり試験施工を行い、施工時間、労働力のデータを集計した。今後、見込まれる熟練オペレーター不足の発生を見据え、情報化施工の導入事例として参考となる。
令和元年6月
第834号

【農村の振興】まちからむらから
耕作放棄地を活用した高収益作物の栽培実証

新潟県上越地域振興局農林振興部
上越東農林事務所長

八代 昌彦

 耕作放棄地という課題に対して一つのモデルとなる報文である。消費という出口を見定めたうえでのプラン、農業従事者の高齢化が進む中での建設業などの地域との連携、具体的に課題解決を進めるうえで参考としたい報文である。
令和元年8月
第836号

【提言】
平成30年7月豪雨で被災して思う

山口県長門農林水産事務所長

脇屋 和久

 豪雨による被災時において、県が市の業務である被災状況調査や被害額算定、ため池の調査を市に代わって積極的に実施した事例紹介である。災害時におけるプッシュ型の支援の事例であり、県職員による市への働きかけ、調査チームの結成、さらには市への県職員の派遣など、その意思決定プロセスやチームワークなど、他の模範となる事例であり、特に緊急事態の対応方法として非常に参考となる。
令和元年9月
第837号

【農村の振興】シリーズ企画
多面的機能支払交付金の取り組み ~農福連携にも積極的に取り組んでいく~

邑知潟水土里ネットワーク会長
(土地改良区事務局長)

原   潔

 市内51町会を1活動組織として活動できるように協議を重ね、土地改良区が活動組織の事務局になって取り組むという意気込みに深く感銘を受けた。農地面積が少ない集落でも活動ができるような配慮もあり、58町会が一体となった活動で、農福連携にも取り組むなど、優良事例として参考となる内容である。
令和元年10月
第838号

【提言】
担い手の定義の一本化の必要性について

寒河江川土地改良区 課長
(兼)会計主任

松田 和之

 同じ「担い手」という定義が事業毎に異なっており、事業を活用する現場で苦慮しているという実体験を記載している。政策を立案し、推進しようとする官側には、現場の実情に即した制度設計が求められるという、まさに提言である。
令和元年11月
第839号

【提言】
地域に生きる枝下用水 ー豊田土地改良区資料室が目指したものー

豊田土地改良区資料室長

逵  志保

 重要でありながらおろそかになりがちな、資料の収集・整理・保存や用水史の編纂について、明確かつ有意義な方針をもって取り組まれている。
 それだけでも大変に貴重な取組であるが、それにとどまらず、地域社会との協力や交流の機会を創出し、その関係を強化するとともに、用水への意識を高め、その維持管理にも寄与する体制を作り上げている。
令和元年11月
第839号

【農村の振興】シリーズ企画
みんなで創り育もう江井島ため池

江井ヶ島ため池協議会 会長

尾仲 利治

 地域住民による「野鳥観察会」や「ため池クリーンキャンペーン」、ヘアリーベッチを利用した「花摘み体験」や「蜂蜜の絞り体験」など、ため池保全管理への取組事例として、他地区でも参考となる内容である。

※執筆者の所属及び職名は掲載時のものです。